Web-ProPhoto.com
2013年4月23日掲載

坂本公一   Koichi Sakamoto 文化財ルポ
Cultural Properties
作品一覧
List


 富岡製糸場 重要文化財
 Tomioka Silk Mill - An Important Cultural Property   New Work


富岡製糸場は1872 (明治5) 年、政府による最初の模範工場として西洋の技術を取り入れて誕生し、当時、世界最大規模を誇りました。

建設地は東京に近い所で、養蚕が盛んであり、広い土地、水の確保、燃料の石炭の確保が容易な場所、住民の同意を得られた事などの条件を満たした場所が群馬県の富岡でした。他に長野県、埼玉県が候補地にあがりました。

開業に際し、大蔵省の役人だった渋沢栄一が官営模範製糸場設立の中心的人物であったことは広く知られています。渋沢の従兄の尾高惇忠が建設地の選定、資材の調達にかかわり、初代場長に就任しました。

建物は西洋風建築技術(フランス人設計)を用い、施工は日本人の大工です。瓦葺屋根、木骨煉瓦造りの和洋折衷での建物群が当時のまま保存されており、現在は世界遺産登録に向けて活動が進んでいます。

敷地面積 53,738㎡ (16,255坪)
群馬県富岡市富岡1番地1

使用カメラ:ニコン D800, D7000, レンズ:DX18-200mmf/3.5-5.6, FX16-35mmf/4.

各画像をクリックすると拡大表示されます。Click to enlarge.  
各作品の著作権はすべて撮影者に帰属します。
二次使用は固くお断りいたします。



01 正門

02 アーチのキーストーンに
   刻印された建設年

03

04

05

06

07

08 木骨煉瓦造り

09 東繭倉庫

10 フランス式繰糸機(器)復元機
   (2号機)

11 オリジナル蚕品種と創業当時の繭

12 乾燥場

13 西繭倉庫

14 防火用水(雨水の貯水槽)

15 検査人館

16 検査人館

17 診療所

18 女工館

19 女工館

20 女工館

21 繰糸場

22 繰糸場

23 繰糸場

24 トラス構造

25 採光窓・蒸気抜き越屋根

26 昭和40年代以降に設置の
   自動繰糸機

27 自動繰糸機

28 ブリュナ館

29 ブリュナ館

30 ブリュナ館

31 寄宿舎

この写真家の作品一覧へ   Web-ProPhoto.com トップページへ   ▲このページの先頭へ

Copyright © Koichi Sakamoto and Web-ProPhoto.com 2013. All rights reserved.